讃岐うどん

讃岐うどん

讃岐うどんは香川県で地域に根差して作られたうどんです。瀬戸内の海からいりこが作られ、特に伊吹島のいりこは有名です。塩田や醤油も盛んにつくられてきた讃岐地方ではうどんに適した材料がそろいます。田植えの時期や正月など季節、行事などにふるまわれてきた讃岐うどんで、讃岐地方が長い時間をかけて築きあげてきたものです。

讃岐うどんへの興味

私は保育士で25年間勤務し、2001年に香川県で全国男性保育者研究・交流集会に参加しました。保育の講義や実践があり、そのとき讃岐うどん作りがあったのです。その実技を受け、講師は久保店に関係ある保育士久保さんから学びました。学んでから保育園で子どもたちと讃岐うどん作りを毎月1,2回保育でしていました。子どもたちも自分で作ったうどんは美味しいらしく、おかわりをいっぱいしたものです。讃岐うどん作りは人をつないでくれます。

足踏み禁止令

讃岐うどんの工程には足踏みがあります。手では、なかなか難しく足で踏みグルテンを形成します。この足踏みが衛生上よくないということから昭和40年に保健所が禁止令を出したのです。

やはり、うどんは足で踏まないと美味しいうどんが出来ないので反対されました。また機械を導入されたところもあります。久保店は足踏み禁止令がでたときに反対されたそうです。私も機械打ちより手打ちがいいと思っています。確かに機械は進化し、美味しいうどんを作るようになりました。でも伝統として築き上げられてきた讃岐うどんの作り方をなくしたくないと考えています。

讃岐地方で作られた讃岐うどん

讃岐うどんは讃岐地方のうどんです。塩水の加減、水回し、足踏み、寝かしの時間、包丁切り、麺の太さ、茹で時間など讃岐うどんには讃岐うどんの作り方があります。この讃岐うどんが美味しいがゆえに県外にも広がったともいえます。茹でたての麺を冷水で洗い醤油でいただく醤油うどん。また釜から揚げたての熱い釜玉や、釜揚げうどん。今までのうどんの食べ方とは違ってシンプルでうまい讃岐うどん。これらが多くの人を魅了したのでしょう。ブームにもなったぐらいです。

滋賀 讃岐うどん

私は滋賀県でうどん店を開いています。確かに他県で「讃岐うどん」という名前は使いにくいなぁと感じてしまいます。でも讃岐うどんが広まってほしいと思っています。久保店に関わりのある保育士から学び、そのため、どうしても「讃岐うどん」と言ってしまうのです。

讃岐うどんというには塩水の3パーセント以上、寝かし時間が2時間以上、茹で時間などに決まりがあるようです。他県からすれば讃岐地方でないので、本来言えないものです。お土産、特産というものに他県は讃岐うどんと言えないのは当然です。

他県である私は讃岐うどんの作り方でうどんを作っています。ややこしいので手打ちうどんでいいとも思っています。